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パート・ド・ヴェールの絵付け

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現代アートのような感じですね。Sさんの絵付け作品の制作途中です。

昨年の教室展で、ご覧いただいた方々に「絵付けをしたパート・ド・ヴェール作品」について説明したのですが、一般的な「絵付け」と異なるので、おわかりいただけたかどうか…。

陶芸や、ガラスのエナメル絵付け技法では、素材の生地に上絵の具や顔料などを用いて描きますが、パート・ド・ヴェールの場合は耐火石膏型に色ガラス粉を糊で溶いて定着させます。これが絵付け。そのあとで本体となるガラスの粉やカレットを詰めます。
焼成時に絵付けしたガラス粉は本体のガラスと一体となり、絵付けされた作品として出来上がります。絵を描く、というより、描きたい模様にペースト状の粉ガラスを塗り詰める、という感じでしょうか。
型に近いほうがガラスの表面になるので、写真はガラスの内側からみた絵付けの状態です。

焼きあがるまでは、どんな色や表情になるのかわからないところが、おもしろくもあり、ドキドキするものでもあり…。経験を重ねることで、イメージに近いものが作れるようになってくるのです。

by a-glassbird | 2013-02-21 08:14 | 制作風景