制作状況

ブログ更新がない日も教室は開催されています。
皆さん、実に様々なことに取り組んでいます。

原型を丁寧につくっている方、耐火石膏の型取りに集中する方、焼けたガラスをわくわくしながら取り出している方、ガラスをハンドリューターで黙々と磨いている方、そのほか、平盤でガラスを削ったり、型を修整したり、焼成のためにガラスを詰めていたり…時にはハプニングも起こります。

思うのは、パート・ド・ヴェールはこつこつとした作業を積み重ねる技法、地道ながら多岐にわたる作業が必要です。結果が完成としてわかるまで時間を要しますが、その時間が凝縮されて作品となっていくのでしょう。

派手なパフォーマンスは制作場にはありませんが、作り手のイメージの世界はとっても広いのです。
そのイメージを形にするために、じっくりと作品づくりに取り組めるのが、パート・ド・ヴェール、キルンワークの魅力だったりもします。

by a-glassbird | 2013-06-24 08:41 | 制作風景