人気ブログランキング |

タグ:ガラス工芸 ( 46 ) タグの人気記事

「正倉院の世界」展

東京国立博物館の「正倉院の世界」展、行ってまいりました!
前期、後期の入れ替え展示があるので、両方とも見てきました。

国宝、重要文化財など見どころのある宝物ばかりです。が、ここではやっぱりガラスですね。
「正倉院の世界」展_b0273973_23351616.jpg
後期展示のガラス、目玉はこちら「白瑠璃碗」〈はくるりのわん〉。英語だと「White Glass bawl」(英語は確かにその通りなのですが、宝物感がないですね)。。

ライティングで丸カットの効果が活かされて、時を経た淡いアンバーの色が美しい輝きを見せます。6世紀頃のササン朝ペルシアのガラスということですが、その古さを感じさせません。

これを手に取った当時の人々は、陽の光や蝋燭の灯りなどをそのカットの中に無数に見た時、どんな風に感じていたのでしょう。
シルクロードを旅してきたこのガラスのドラマを思い描きました。

講師がガラスを学んでいた頃、この白瑠璃碗の複製を当時のガラス工芸研究所の所長、由水常雄先生が制作されていました。
学生時代は、研究所の加工室に制作中の複製白瑠璃碗が並んでいましたっけ。

今回、初めて本物に会いました。
写真で見ると口まわりが水平ですが、展示をぐるりと回って見ると、やや傾いているのが、当時の手作り感を感じられてなんだか微笑ましくさえ思えます。

「正倉院の世界」展_b0273973_23355802.jpg
前期のガラスでは、瑠璃壺とガラス皿。
色褪せないガラスの瑠璃色は、時をそのまま止めているかのようでした。

「正倉院の世界」展_b0273973_23365401.jpg
展覧会は11月24日までです。


。。。







by a-glassbird | 2019-11-23 08:32 | 講師のひとりごと | Comments(0)

芸術の秋の体験教室

11月の3連休、ガラス教室は通常クラス、臨時教室、そして体験教室と、フルに開かれていました。

体験教室にお二人で参加された方々は、箸置き制作に挑戦!
こんな感じに、型にガラスを詰めていただいて、焼成のためお預かりしました。
芸術の秋の体験教室_b0273973_02020512.jpg

体験とはいえ本格的な制作ができるので、創作意欲が湧いてくると時間があっという間に過ぎていきます。

第2回目はしばらく先になりますが、焼けたガラスに出会えるのは楽しみですね ♪ 


。。。

by a-glassbird | 2019-11-06 09:06 | 制作風景 | Comments(0)

時をかけて。

時をかけて。_b0273973_19000916.jpg

Bさんの作品が、先日の教室でついに仕上がりとなりました!

最初の構想は少しずつ変わっていって、そのイメージは第2バージョンの作品として既に完成。こちらは第1バージョンの方です。

ガラスになってみると、イメージと違っていることは時としてあります。

吹きガラスの方や陶芸の方は、作品が気に入らないと割ってしまう…なんて話をよく聞きますが、パート・ド・ヴェールでしかも教室で作っていると、かけた時間や努力をそう簡単には捨てられないものです。

どうやって形になったガラスを仕上げたものにしていくのか、工夫や発想も大切です。

完成には月日がかかりましたが、納得のいく作品になってよかったです ♪


。。。

by a-glassbird | 2019-09-23 18:22 | 作品紹介 | Comments(0)

ガラスパーツ量産中。

ガラスパーツ量産中。_b0273973_19572686.jpeg

昨日は、スペシャルクラスで臨時教室の開催でした。

最近のガラス教室では、実験、とか、テスト、とか、数量たくさん、とかが流行っています⁉︎
写真は、ガラスを作る前の原型粘土です。
パーツにするので、完成はまだしばらく先です。

自分のイメージをどうしたらガラスに表現できるか、みなさんの追求心は暑さにも負けず熱いです!


。。。






by a-glassbird | 2019-08-14 09:48 | 制作風景 | Comments(0)

実験の完成作品。

実験の完成作品。_b0273973_14043699.jpg
Yさんの完成作品をアトリエに飾らせていただきました。

お香プレートとお香立てです。

パッと見たところは、板ガラスのフュージングに見えますが、パート・ド・ヴェール技法で型を作るところから始めています。
キラキラ感はタックフュージングで出しました。

いろいろと実験的要素を含んだ作品なので、次にどんな風に展開していくのか、楽しみです ♪


。。。


by a-glassbird | 2019-07-24 08:57 | 作品紹介 | Comments(0)

パート・ド・ヴェールのパワーストーン⁉︎

パート・ド・ヴェールのパワーストーン⁉︎_b0273973_00531796.jpg
初めてパート・ド・ヴェールに取り組んだKさん、先週末の教室で作品が完成しました。

フェアリーストーンをモデルにして原型を粘土で作りました。ガラスなのにブルーのきれいな石みたい。

ガラスを作ってみたかった〜と言うKさんに感想を聞いてみると…
「感動しました!」
というお言葉。。
え?何に感動したのかと尋ねてみると…
「パート・ド・ヴェールの質感に!!」
というお答え。

たしかに〜!このすべすべ気持ちいい触り心地は、パート・ド・ヴェールならではかもしれませんね。 

新鮮な感動は、自分の手で作ったからこそ味わえるのかもしれません。

素敵な作品がパワーをもたらしてくれるといいですね ♪


。。。


by a-glassbird | 2019-06-03 17:41 | 作品紹介 | Comments(0)

令和、最初の…。

令和、最初の…。_b0273973_18214350.jpg

令和最初のガラス教室、今日がスタートでした。

連休中ですが、通常のクラスは開催しています。

新しい時代を感じながら、古のガラス技法-パート・ド・ヴェールに取り組んでガラスを作っている…アトリエ グラスバードはそんなガラス工房、ガラス教室です。

人の手でしか出来ないこと、その形を私たちは大切にして作り出していきたいと思います。

気分も新たに、手づくりガラスにこだわって作品制作を楽しんでいきたいですね ♪

これからも、どうぞよろしくお願いします!


。。。

by a-glassbird | 2019-05-02 18:20 | 講師のひとりごと | Comments(0)

平成最後の…ガラス教室。

平成最後の…ガラス教室。_b0273973_19052447.jpg

今日は、平成最後のガラス教室でした!

日頃、教室の中で平成を意識することはあまりないのですが、元号を感じようかと思って唯一表記しているのが、材料費の明細書です。

制作に必要な耐火石膏やガラスなどの材料費は、月単位でまとめています。
平成<H.31>と書くのもこれが最後…
なんて、しみじみ思いますが、来月から間違えないようにしないといけませんね〜。

令和になっても、ガラス教室は変わらず続いていきます!
皆さま、ありがとうございます ♪


。。。

by a-glassbird | 2019-04-28 19:11 | 講師のひとりごと | Comments(0)

開催中!

ガラス仲間の北泰子さんが作品展を開いています。

横浜高島屋7階 特選和食器で3月27日〜4月2日まで、10:00〜20:00です。(最終日は17:00まで)

とっても可愛らしいDMをいただいたのでご紹介。
開催中!_b0273973_13272846.jpg
開催中!_b0273973_19034715.jpg


。。。

by a-glassbird | 2019-03-28 12:20 | お知らせ | Comments(0)

平成最後の…。

平成最後の…。_b0273973_14175119.jpg
桜があちこちで咲き始めましたね!

平成最後の〜といろいろな場で言われていますが、自然や時は切れ目なく続いているのですよね。
でも、同じようでも今年の桜は今年だけ…

ところで、もう終了してしまいましたが、GEN:ガラス教育機関の合同作品展が3月上旬に上野で開催されました。(ご紹介するタイミングを逃してしまいましたが…)

今年の卒業生の方々は、文字通り平成最後の、ということになりますね。
ガラス工芸の流れを元号の枠でくくることはできないと思いますが、時代が変わっていくのかなぁ、ということも思ったりします。
平成最後の…。_b0273973_21470636.jpg


アメリカで「スタジオグラス・ムーブメント」が始まったのは、1960〜70年代のこと。
分業で作られるのが当たり前だったガラスを自分の手で全ての工程をこなして作品を作る、というスタイルにしていったのはこの後からです。

昭和の終わり、ガラスを総合的に学べる教育機関は、全国でも2つだけでした。

平成は、ガラス工芸を学んだ人たちや、独自にガラスを制作してきた方々が指導者となって、教育機関や趣味の講座などでスタジオグラスを広めてきました。
今は、ガラス作家といえば自分でガラスを作る人、というのが皆さんの認識になっているかもしれませんね。

次の元号の時代、ガラス工芸はどんな方向に発展していくのでしょうか?
時の流れを思いつつ、フレッシュな作家さん達の活躍が期待されます。


。。。








by a-glassbird | 2019-03-25 18:31 | 講師のひとりごと | Comments(0)